角膜裂傷→角膜潰瘍→角膜上皮再生手術&瞬膜フラップ→完治
前回記事で申し上げたように、今回のララの目のことについて、
客観的に記録に残そうと思います。
ご覧いただけたら嬉しいけど、淡々と事実を書いていくので、興味のない方はどうぞスルーで・・
けっこう長いです(笑)
また、コメ欄開けていますが、質問とかあるかな?ということなので、
もちろん、コメもスルーでかまいません。
もちろん、感想などお聞かせいただいても大変うれしいです。
日にちは関係ないかと思ったので、何日目・・ということにします。
角膜裂傷の原因はわかりませんが、目の異常を感じたのを0日とします。
前にブログで使っている写真を、そのまま使うのもあるので、
初めてご覧になる方は戸惑われるかもしれないので・・・
2頭写ってる写真も出てきますが、毛色が白茶のコが、角膜裂傷をおこしたララです。
11歳のパピヨン女のコ、体重約4キロです。持病などはありません。
大まかな流れとしては・・・
目の異常を発見
↓
かかりつけ医に受診 瞬膜フラップ
↓
改善されず、紹介で眼科専門医を受診
↓
手術&瞬膜フラップ
↓
治癒した・・・・となります。
[0日目]
月一回のシャンプーの日。その時、目が赤くなっているのに気づいたが、その後は赤味は引いていた。
[1日目か2日目]
左目だけ、まぶしそうにつぶるのに気づくが、ずっとではなく、時々。

痛がるそぶり、目を気にする様子なし。
食欲も今まで通りあり、散歩も通常通り。
[7日目]
今見ると、やはり表情が暗いと言うか、固いことが多かったと後で気づいた。
_convert_20160104132139.jpg)

こういう感じに
、けっこう頻繁につぶるようになってきた。
病院に連れて行きたかったが、年末年始休暇中で行かず。
あいかわらず、目を気にする様子も、食欲減退などもなし。
[10日目]
やっとお正月休みが明けて、かかりつけの病院に連れて行く。
角膜裂傷で、かなり広い範囲、あまりいい状態ではないと言われた。
最初の傷は、小さいはずなので、それを放置したことによって、範囲が広がったのではないかとのこと。
ひどくなっていくと、失明や目の内容物が出てきたリ、眼球摘出なども考えられるらしい。
とりあえず、目薬3種類を、1日6回、5分おきに差すように指示された。

角膜上皮の裂傷は、検査薬で見なくても、肉眼でもわかるほどの広範囲。
黒目の部分に白く、モヤッとしている部分。
なお、この写真は、上下逆で、下の方が上まぶたです。

[14日目]
目薬では全く改善されないということで、「瞬膜フラップ (瞬膜パッチ)」を施すことに。
(瞬膜フラップと言ったり、パッチと言ったりするようだが、今後はフラップで統一。)

上まぶたと、目の中の瞬膜を引っ張り出して、糸で3針ほど縫いつけ、
目を保護し、空気に触れさせないことが目的。
上まぶたと下まぶたの間に、少しすき間があるので、そこから、2種類の目薬を一日6回。
飲み薬の抗生剤も処方された。
2週間後に、外して、治っているかを確かめるとのこと。
[16日目と21日目]
炎症などがひどくなってないかを診断。
異常なし。
開けて見ないとわからないが、およそ大丈夫でしょうとかかりつけの先生の診断。
[28日目]
瞬膜フラップの糸を取ってみると、角膜上皮の傷は、浅くはなっているが、
範囲は広がっているとのこと。
このままではいけないので、眼科専門の病院を紹介するので、すぐ行ってくださいと言われる。
今までの経過や処方などは、先生同士で連絡してくれていたので、すぐ直行。
これから後は、その専門医の先生の診断です。
角膜裂傷がひどくなり、難治性の角膜潰瘍になっているとのこと。
体質的になりやすいとか、治りにくいなども原因らしい。
とりあえず、目薬と飲み薬を処方された。

目薬はタリビット0.3とヒアレインミニ0.3
飲み薬は、抗生剤と鎮痛消炎剤。
血液検査等の判断で、異常なしと言うことで、2日後に手術となった。
食事は、手術前日の夕食まで、当日の朝は絶食との指示。
[30日目] 手術当日
手術は、顕微鏡を使用した手術で、
角膜上皮再生のために、まず邪魔になる、使い物にならない角膜上皮を除去し、
再生された上皮が、しっかり角膜に密着するために、角膜に細かい格子状の切開をするとのこと。
その後、再び瞬膜フラップして、4週間後にフラップを外し、再生できているかを確認すると説明があった。
短時間手術用の軽めの麻酔。 手術も、問題なく終了。
本来は日帰り手術であるが、予想外の悪天候(大雪)により、一泊入院となった。
[31日目] 手術後1日目
迎えに行き、今後の注意などを聞く。

帰宅直後の様子。
落ち着いていて普通だった。
足のピンクの包帯は、術中、もしものために血管確保していた痕とのこと。
エリザベスカラーが、鼻先が長い犬用に変わっていて、開きが小さく、食べたり飲んだりが不自由に・・・
けっして、目をさわらないよう、何かに当たらないよう、このままが良いとのことで、
食事や給水は、わたしが小さなカップを持ってさせることにした。
目薬は、タリビットとヒアレインに加えて、ララの自己血清によって作られた目薬が追加された。
血液には、再生に必要な成分がたくさん含まれているが、
角膜には血管がないから、目薬にして、成分を届けるのだそうだ。
しかし、その目薬は、3,4日しか保存がきかないので、週一の検診日に加えて、
週中に一度、目薬を取りに行かなければならなかった。
3種類の目薬は、基本的には一日4回、
自己血清の目薬は、その合間にもさして6回以上とのことだったので、10回を目標にさしていた。


今回の瞬膜フラップ
目頭の部分は、目薬を差しやすいため?、少し開いているが、
全体的にはバチッと留めて閉じさせている感じ。
わかりにくいでしょうが、上まぶたの真ん中あたりに、黒い糸が見えていて、3針ほどで、
下の瞬膜とを縫い止めてある。
[38日目] 手術後8日目
術後、最初の検診日。
瞬膜フラップの炎症は想定内で問題なし。
しかし、目頭と目尻の皮膚に、軽い皮膚炎を起こしていた。
原因は、目薬の水分・・・
あふれるほどにしておいた方が、治りが早いかと思い、目の周りがベチャベチャで、
そこに、これだけの処置をしてると、どうしても目やには出るので、
それと一緒になって、カパカパにこびりついて、皮膚炎の原因となったと説明を受ける。
先生から、目薬はそれぞれ一滴だけ、目からあふれた分はティッシュで、優しく当てるような感じで、
水分を取ってくださいと言われる。
間違っても、こすったり、押さえたりしてはいけないとの注意。
それと、エリカラに押されて耳が前に倒れて、少し風通しが悪くなり蒸れるかも?とのことで、
耳の中を見てもらったが、異常なかった。
[44日目] 手術後14日目
術後2回目の検診。
前回問題だった皮膚炎は治っていた。
その他も問題なし。
このあたりから、ララが少しずつ、もっと元気になってきた。
これまでも、普通に元気だと思っていたが、その様子を見ると、やはり少し元気がなかったのだなと気づいた。
[51日目] 手術後21日目
術後3回目の検診。 何も問題なし。
散歩してても、歩く速さも速くなり、すごく活気がある足取り。
同居犬にも無関心な感じだったが、前と同じように、吠えたり、行動を注目するようになった。
[58日目] 手術後28日目
抜糸して、瞬膜フラップを外した。
抜糸は、大人しくできるコの場合は、麻酔もしないでやるそうで、
看護師さんが固定して、先生がピンセットで抜いていた。
痛がるそぶりもなかった。
結果は、見事に角膜上皮は再生されていた
再生されたところが、かさぶたの状態で、少し白くなっているかもしれないと言われていたが、
ほとんど変わっていなかった。
光を当ててよく見ると、うっすら白っぽいかなと言う程度

黒目の下の方が少し白いのは、エリカラが黒目に映っているため。
個体差があるだろうが、ララの場合は、ほとんど後は残らなかった。

瞬膜フラップの糸の抜糸の痕が、少し炎症が残るので、
飲み薬は2日後まで、目薬は3日後まで、
エリカラは、5日後に炎症がなくなったのを確認してから取ることになった。
[62日目] 手術後32日目
炎症も治まっているとのことで、エリザベスカラーを取ることができた。
先生より、これですべて終了とのお言葉を頂いた。
左目の開きが悪かったり、瞬膜が少し上がって見えてたりするが、
それも徐々に元に戻るでしょうと言われた。
きちんと見えているし、痛みも無くなっているはずだとのこと。

エリカラが外れて、3日後くらいの夜、
左目をつぶる仕草があったので、念のために先生に診てもらったが、傷などの異常なし。
その後今のところ、特別つぶる感じは見受けられない。
ただ、やはりまだ少し、左目の開きが少し小さい時があるが、それもだいぶ元通りになってきた。
(エリカラを取った日から、10日後)
手術をしていただいた病院は、『七隈どうぶつ病院』です。
病院名クリックでHPにリンクしています。
福岡県福岡市城南区です。
先生も、優しくよく話を聞いてくださり、親身に説明して下さいます。
動物にも、大変優しく、かわいく思ってくださっているのが伝わります。
看護師さんも、ていねいで大変親切で優しいです。
眼科治療のための設備も整っていて、病院もキレイで、駐車場も入りやすいです。
何より、今回のララの左目の様子を見ると、すばらしい技術の先生だと、大変感謝しています。
福岡市近郊のワンちゃんネコちゃんで、目のケガや病気でお困りの方に、おすすめします。
もちろん、角膜潰瘍だけでなく、白内障緑内障など、目の事全般についての専門の先生です。
[今回の角膜裂傷の原因]
原因の特定はできないが、同居犬とケンカ(遊び)をしていて、前足で傷つけられたとか、
思わぬ何かに当たって、目を閉じる暇もなく傷ついた・・なども考えられる。
ただ、シャンプー当日から、目の異常を感じたということで、
先生からは、シャンプーの原液や濃い液が目に入り、角膜上皮が傷つくこともあると言われた。
[角膜裂傷を悪化させたのは?]
最初の傷は小さいものであったはずだそうで、それが範囲が広くなったり、
角膜潰瘍までになってしまうのは、対処が遅すぎたのが、一番の原因だとのこと。
これは、最初にかかりつけの先生から言われた。
最初に気づいた時に、病院に行っていれば、まだ傷が小さかったはずで、目薬のみで治ることが多いらしい。
それと、体質や年齢も関係するそうで、ララの場合は、なりやすく治りにくい体質である可能性が高いそうだ。
年齢もハイシニアの年齢なので、治りにくいと言うこともあるかも。
[今後気を付けるべきこと]
上記のように、なりやすい体質かもと言う事で、シャンプー時、原液や濃い液が目に入らないよう、
また、低刺激性のものを選ぶようにと言われた。
また、ヒアレインの使い切りの目薬を常備しておいて、シャンプー前後に一滴ずつさすと言うのも有効だとのこと。
さっそくそうすることにした。
どちらかの目だけを、まぶしそうにつぶることが頻繁なら、即、病院で検査をした方がいいと思った・・・
まぶしそうにするというのは、かなり痛いということだそうです。
[費用のこと]
費用は、すべて記録は残しているのでわかるのですが、
細かにはっきりとした金額を出すのは、少し、動物病院の先生方に失礼かと思い控えます。
それに、これはあくまでも、ララの場合であり、すべてのワンコが同じと言うわけでもないでしょうし・・・
また、病院の支払いだけじゃなく、家の車を使わなかったときのタクシー代などもあるし、
ソフトタイプのエリカラを買ってみたり、些末的な費用もあるので・・・
手術代、薬代、検査代、再診料、二つの病院合わせ、交通費等もすべて合わせ、
○万円台ではさすがに終わりませんでしたが、○十万にはなりませんでした。
10万円台の、だいぶ少額の方でした。
想像していたより、ずっと安く、ホッとしました。
最後に・・・
この間は、ほとんど、わたしは、かかりきりの状態で、
目薬も2時間おきには差さなければいけないタイムスケジュールでした。
わたしが、前のように仕事に行っている状態なら、とても難しかったと思います。
こうやって、頻繁に目薬をさせたことが、早い治癒や、完全な治癒につながったならば、
たまたま、いい環境だったと言えるのかなと思います。
また、以上書いたことは、素人のわたしが書いたことなので、
間違っていることや、覚え違いもあるかもしれません。
ご了承ください。


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客観的に記録に残そうと思います。
ご覧いただけたら嬉しいけど、淡々と事実を書いていくので、興味のない方はどうぞスルーで・・
けっこう長いです(笑)
また、コメ欄開けていますが、質問とかあるかな?ということなので、
もちろん、コメもスルーでかまいません。
もちろん、感想などお聞かせいただいても大変うれしいです。
日にちは関係ないかと思ったので、何日目・・ということにします。
角膜裂傷の原因はわかりませんが、目の異常を感じたのを0日とします。
前にブログで使っている写真を、そのまま使うのもあるので、
初めてご覧になる方は戸惑われるかもしれないので・・・
2頭写ってる写真も出てきますが、毛色が白茶のコが、角膜裂傷をおこしたララです。
11歳のパピヨン女のコ、体重約4キロです。持病などはありません。
大まかな流れとしては・・・
目の異常を発見
↓
かかりつけ医に受診 瞬膜フラップ
↓
改善されず、紹介で眼科専門医を受診
↓
手術&瞬膜フラップ
↓
治癒した・・・・となります。
[0日目]
月一回のシャンプーの日。その時、目が赤くなっているのに気づいたが、その後は赤味は引いていた。
[1日目か2日目]
左目だけ、まぶしそうにつぶるのに気づくが、ずっとではなく、時々。

痛がるそぶり、目を気にする様子なし。
食欲も今まで通りあり、散歩も通常通り。
[7日目]
今見ると、やはり表情が暗いと言うか、固いことが多かったと後で気づいた。
_convert_20160104132139.jpg)

こういう感じに

病院に連れて行きたかったが、年末年始休暇中で行かず。
あいかわらず、目を気にする様子も、食欲減退などもなし。
[10日目]
やっとお正月休みが明けて、かかりつけの病院に連れて行く。
角膜裂傷で、かなり広い範囲、あまりいい状態ではないと言われた。
最初の傷は、小さいはずなので、それを放置したことによって、範囲が広がったのではないかとのこと。
ひどくなっていくと、失明や目の内容物が出てきたリ、眼球摘出なども考えられるらしい。
とりあえず、目薬3種類を、1日6回、5分おきに差すように指示された。

角膜上皮の裂傷は、検査薬で見なくても、肉眼でもわかるほどの広範囲。
黒目の部分に白く、モヤッとしている部分。
なお、この写真は、上下逆で、下の方が上まぶたです。

[14日目]
目薬では全く改善されないということで、「瞬膜フラップ (瞬膜パッチ)」を施すことに。
(瞬膜フラップと言ったり、パッチと言ったりするようだが、今後はフラップで統一。)

上まぶたと、目の中の瞬膜を引っ張り出して、糸で3針ほど縫いつけ、
目を保護し、空気に触れさせないことが目的。
上まぶたと下まぶたの間に、少しすき間があるので、そこから、2種類の目薬を一日6回。
飲み薬の抗生剤も処方された。
2週間後に、外して、治っているかを確かめるとのこと。
[16日目と21日目]
炎症などがひどくなってないかを診断。
異常なし。
開けて見ないとわからないが、およそ大丈夫でしょうとかかりつけの先生の診断。
[28日目]
瞬膜フラップの糸を取ってみると、角膜上皮の傷は、浅くはなっているが、
範囲は広がっているとのこと。
このままではいけないので、眼科専門の病院を紹介するので、すぐ行ってくださいと言われる。
今までの経過や処方などは、先生同士で連絡してくれていたので、すぐ直行。
これから後は、その専門医の先生の診断です。
角膜裂傷がひどくなり、難治性の角膜潰瘍になっているとのこと。
体質的になりやすいとか、治りにくいなども原因らしい。
とりあえず、目薬と飲み薬を処方された。

目薬はタリビット0.3とヒアレインミニ0.3
飲み薬は、抗生剤と鎮痛消炎剤。
血液検査等の判断で、異常なしと言うことで、2日後に手術となった。
食事は、手術前日の夕食まで、当日の朝は絶食との指示。
[30日目] 手術当日
手術は、顕微鏡を使用した手術で、
角膜上皮再生のために、まず邪魔になる、使い物にならない角膜上皮を除去し、
再生された上皮が、しっかり角膜に密着するために、角膜に細かい格子状の切開をするとのこと。
その後、再び瞬膜フラップして、4週間後にフラップを外し、再生できているかを確認すると説明があった。
短時間手術用の軽めの麻酔。 手術も、問題なく終了。
本来は日帰り手術であるが、予想外の悪天候(大雪)により、一泊入院となった。
[31日目] 手術後1日目
迎えに行き、今後の注意などを聞く。

帰宅直後の様子。
落ち着いていて普通だった。
足のピンクの包帯は、術中、もしものために血管確保していた痕とのこと。
エリザベスカラーが、鼻先が長い犬用に変わっていて、開きが小さく、食べたり飲んだりが不自由に・・・
けっして、目をさわらないよう、何かに当たらないよう、このままが良いとのことで、
食事や給水は、わたしが小さなカップを持ってさせることにした。
目薬は、タリビットとヒアレインに加えて、ララの自己血清によって作られた目薬が追加された。
血液には、再生に必要な成分がたくさん含まれているが、
角膜には血管がないから、目薬にして、成分を届けるのだそうだ。
しかし、その目薬は、3,4日しか保存がきかないので、週一の検診日に加えて、
週中に一度、目薬を取りに行かなければならなかった。
3種類の目薬は、基本的には一日4回、
自己血清の目薬は、その合間にもさして6回以上とのことだったので、10回を目標にさしていた。


今回の瞬膜フラップ

目頭の部分は、目薬を差しやすいため?、少し開いているが、
全体的にはバチッと留めて閉じさせている感じ。
わかりにくいでしょうが、上まぶたの真ん中あたりに、黒い糸が見えていて、3針ほどで、
下の瞬膜とを縫い止めてある。
[38日目] 手術後8日目
術後、最初の検診日。
瞬膜フラップの炎症は想定内で問題なし。
しかし、目頭と目尻の皮膚に、軽い皮膚炎を起こしていた。
原因は、目薬の水分・・・
あふれるほどにしておいた方が、治りが早いかと思い、目の周りがベチャベチャで、
そこに、これだけの処置をしてると、どうしても目やには出るので、
それと一緒になって、カパカパにこびりついて、皮膚炎の原因となったと説明を受ける。
先生から、目薬はそれぞれ一滴だけ、目からあふれた分はティッシュで、優しく当てるような感じで、
水分を取ってくださいと言われる。
間違っても、こすったり、押さえたりしてはいけないとの注意。
それと、エリカラに押されて耳が前に倒れて、少し風通しが悪くなり蒸れるかも?とのことで、
耳の中を見てもらったが、異常なかった。
[44日目] 手術後14日目
術後2回目の検診。
前回問題だった皮膚炎は治っていた。
その他も問題なし。
このあたりから、ララが少しずつ、もっと元気になってきた。
これまでも、普通に元気だと思っていたが、その様子を見ると、やはり少し元気がなかったのだなと気づいた。
[51日目] 手術後21日目
術後3回目の検診。 何も問題なし。
散歩してても、歩く速さも速くなり、すごく活気がある足取り。
同居犬にも無関心な感じだったが、前と同じように、吠えたり、行動を注目するようになった。
[58日目] 手術後28日目
抜糸して、瞬膜フラップを外した。
抜糸は、大人しくできるコの場合は、麻酔もしないでやるそうで、
看護師さんが固定して、先生がピンセットで抜いていた。
痛がるそぶりもなかった。
結果は、見事に角膜上皮は再生されていた

再生されたところが、かさぶたの状態で、少し白くなっているかもしれないと言われていたが、
ほとんど変わっていなかった。
光を当ててよく見ると、うっすら白っぽいかなと言う程度


黒目の下の方が少し白いのは、エリカラが黒目に映っているため。
個体差があるだろうが、ララの場合は、ほとんど後は残らなかった。

瞬膜フラップの糸の抜糸の痕が、少し炎症が残るので、
飲み薬は2日後まで、目薬は3日後まで、
エリカラは、5日後に炎症がなくなったのを確認してから取ることになった。
[62日目] 手術後32日目
炎症も治まっているとのことで、エリザベスカラーを取ることができた。
先生より、これですべて終了とのお言葉を頂いた。
左目の開きが悪かったり、瞬膜が少し上がって見えてたりするが、
それも徐々に元に戻るでしょうと言われた。
きちんと見えているし、痛みも無くなっているはずだとのこと。

エリカラが外れて、3日後くらいの夜、
左目をつぶる仕草があったので、念のために先生に診てもらったが、傷などの異常なし。
その後今のところ、特別つぶる感じは見受けられない。
ただ、やはりまだ少し、左目の開きが少し小さい時があるが、それもだいぶ元通りになってきた。
(エリカラを取った日から、10日後)
手術をしていただいた病院は、『七隈どうぶつ病院』です。

福岡県福岡市城南区です。
先生も、優しくよく話を聞いてくださり、親身に説明して下さいます。
動物にも、大変優しく、かわいく思ってくださっているのが伝わります。
看護師さんも、ていねいで大変親切で優しいです。
眼科治療のための設備も整っていて、病院もキレイで、駐車場も入りやすいです。
何より、今回のララの左目の様子を見ると、すばらしい技術の先生だと、大変感謝しています。
福岡市近郊のワンちゃんネコちゃんで、目のケガや病気でお困りの方に、おすすめします。
もちろん、角膜潰瘍だけでなく、白内障緑内障など、目の事全般についての専門の先生です。
[今回の角膜裂傷の原因]
原因の特定はできないが、同居犬とケンカ(遊び)をしていて、前足で傷つけられたとか、
思わぬ何かに当たって、目を閉じる暇もなく傷ついた・・なども考えられる。
ただ、シャンプー当日から、目の異常を感じたということで、
先生からは、シャンプーの原液や濃い液が目に入り、角膜上皮が傷つくこともあると言われた。
[角膜裂傷を悪化させたのは?]
最初の傷は小さいものであったはずだそうで、それが範囲が広くなったり、
角膜潰瘍までになってしまうのは、対処が遅すぎたのが、一番の原因だとのこと。
これは、最初にかかりつけの先生から言われた。
最初に気づいた時に、病院に行っていれば、まだ傷が小さかったはずで、目薬のみで治ることが多いらしい。
それと、体質や年齢も関係するそうで、ララの場合は、なりやすく治りにくい体質である可能性が高いそうだ。
年齢もハイシニアの年齢なので、治りにくいと言うこともあるかも。
[今後気を付けるべきこと]
上記のように、なりやすい体質かもと言う事で、シャンプー時、原液や濃い液が目に入らないよう、
また、低刺激性のものを選ぶようにと言われた。
また、ヒアレインの使い切りの目薬を常備しておいて、シャンプー前後に一滴ずつさすと言うのも有効だとのこと。
さっそくそうすることにした。
どちらかの目だけを、まぶしそうにつぶることが頻繁なら、即、病院で検査をした方がいいと思った・・・
まぶしそうにするというのは、かなり痛いということだそうです。
[費用のこと]
費用は、すべて記録は残しているのでわかるのですが、
細かにはっきりとした金額を出すのは、少し、動物病院の先生方に失礼かと思い控えます。
それに、これはあくまでも、ララの場合であり、すべてのワンコが同じと言うわけでもないでしょうし・・・
また、病院の支払いだけじゃなく、家の車を使わなかったときのタクシー代などもあるし、
ソフトタイプのエリカラを買ってみたり、些末的な費用もあるので・・・
手術代、薬代、検査代、再診料、二つの病院合わせ、交通費等もすべて合わせ、
○万円台ではさすがに終わりませんでしたが、○十万にはなりませんでした。
10万円台の、だいぶ少額の方でした。
想像していたより、ずっと安く、ホッとしました。
最後に・・・
この間は、ほとんど、わたしは、かかりきりの状態で、
目薬も2時間おきには差さなければいけないタイムスケジュールでした。
わたしが、前のように仕事に行っている状態なら、とても難しかったと思います。
こうやって、頻繁に目薬をさせたことが、早い治癒や、完全な治癒につながったならば、
たまたま、いい環境だったと言えるのかなと思います。
また、以上書いたことは、素人のわたしが書いたことなので、
間違っていることや、覚え違いもあるかもしれません。
ご了承ください。


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