2013初車中泊は・・・③鉄輪温泉編

先日、泊まった別府の民宿の前の道は、
「鉄輪銀座通り」で、石畳の隙間から、湯気がユラユラ立ち上るのがステキ・・・
ところで、大分県別府温泉って、日本一の湯量を誇っています



いわゆる別府温泉という10キロ四方の地域では、コンコンとお湯が湧いて、
掛け流しが当たり前・・・
その別府温泉は、別府八湯と言って、8つの温泉地域に分かれてますよ~
①北浜 ②浜脇 ③観海寺 ④堀田 ⑤亀川 ⑥柴石 ⑦明礬
そして、⑧鉄輪

その鉄輪温泉を散策しましたよ~
あ、「鉄輪」って、「かんなわ」って読みます・・・
別府の中では、一番古く、また一番泉質がすばらしいと思います


別府に行って、地獄めぐりしたことがある方は、
鬼山地獄って、ワニがいっぱいいた地獄、覚えてませんか?
そこから、海のほうに坂道を降りて来たあたりなんです


私もガイドになって、数え切れないくらい鉄輪温泉に来たけど、
中のほうを、しかも散策なんてしないので、
最近は、こんなに色々散策しやすく整備されてるなんて知らなかったぁ~
まず、「渋の湯温泉」・・・


共同浴場で、観光客は100円で入れるらしいです~
格安

地域の人たちが、大事に守ってる温泉らしいです・・・
そして、そのすぐ近くには、昔ながらの蒸し風呂のレプリカ


鉄輪温泉って、
仏教の一派「時宗」の開祖「一遍上人」(いっぺんしょうにん)が開いた
古い温泉なのですが、蒸し風呂も一遍上人のアイディアなんだって~
んで、隣には、お湯掛け上人像がありました・・・
自分の体の悪いところに、お湯を掛けて祈願するんだって~
私は、手がちょっと不自由なので


あ、それと、口が悪いので・・・タハハ・・・


キライなものに毒づくクセ、少しは良くなるかな~
んで、そのすぐ前には


無料の足湯ならぬ、足蒸し湯・・・
ダンナ様に入ってもらったけど、とっても気持ちよかったって


タオルで隙間をふさぐといいらしいので、タオルが2枚あるといいですね~
足もふけるしね・・・
その隣が、鉄輪のメインかなぁ・・・「鉄輪むし湯」


一遍上人由来の、薬草が敷かれた蒸し湯を楽しめるトコで、
着替えを持っていけば、500円で蒸し湯と温泉の両方が入れます

蒸し湯の時に必要な着替えは、レンタルもありますよ~
そして、もっとズンズン降りてくと、「熱の湯」


ここは、何と無料



けっこう、お客さん、多かったですよ~
熱いからって言うか、余計な熱を取ってくれる温泉なんだって・・・
他にも共同浴場あったので、色々楽しめますよね~
私たちも、雨降ってなかったら、共同浴場めぐりもしたかったけど、
まぁ、民宿の温泉で、大満足だったんですけどね・・・
あ、そうそう、洗濯場もありました


湯温が低く、洗濯にいい泉質だったから、
ここで、旅館の従業員さんたちがお洗濯しながら井戸端会議してたんだって

鉄輪温泉のHP貼っておきますので、見てください・・・
特に、鉄輪温泉散策マップと、
鉄輪温泉外湯案内が参考になりますよ~
全体のHPはコチラから

ところで、別府駅前には手湯があって・・・


その隣には、こんな像が・・・


別府の温泉王「油屋熊八翁」(あぶらやくまはち)です

名旅館やバス会社を作り、日本初のバスガイドを考案なさった方なので、
私にとっても大恩人



九州のメイン観光ルート「やまなみハイウェイ」の発案者の1人で、
あの温泉マーク

温泉に来たら、一泊に3回は温泉に入って欲しいので、湯気は3本なんだって~
それとね、富士山にこんな看板を掛けて、別府にお客様を誘致したらしい


スゴイ人なんですね


私からも、オススメ・・・

私たちも、また行こうって言ってます~
ところで、油屋熊八翁が、最初にバスガイドを募集する時、
ポスターに書いたと言われるのは・・・
「音声、素行、容姿に優れた」若い女性を

もう一度言いますよ・・・
「音声、素行、容姿に優れた」ですよ~



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