fc2ブログ

The precious Ginjiro

様々なことを想った一年でした

ご無沙汰しております

もう12月も半ば過ぎ・・・
あっという間の一年だったような気がしています

IMG_9296.jpg

銀を亡くしたことからなかなか抜け出せずに、色んなことを思った一年でした

すっかり寛解していた持病のリウマチが悪化したり、
何年かぶりの風邪を引き、2,3日寝て過ごしたことで、想定以上に筋力が弱って歩行が不自由になったり・・・
リハビリ治療で何とか筋力は元に戻ってきて、普通に歩けるようにはなりましたけど・・・

ですが、リウマチ悪化のせいもあって、痛みがあればそこをかばい、
今度は他の所が悪くなったりで、なかなかすっきりしません

銀は病気が見つかった時には、もう何もしてあげられることがなくて、
何の治療もせずに亡くならせてしまったのに、
自分は、痛いから辛いからと病院で治療してもらったり、薬を飲んだりするのを、
申し訳ないような、こんなことわたしだけしていいのかと考えたりしました。

わたしは、ホント信心も無く・・・
「そんなこと考えたら、虹の橋にいる銀ちゃんは悲しむ・・」と言うような考え方ができず、
銀はどこかからわたし達を見守っているんだとか、そういうことも信じられない性格で、
そんな自分の気持ちを持て余すような気持ちになる事もあります。

昨秋、銀が体調を崩してからと言うものの、多い時は週に2,3回も通院して診察してもらってたのに、
その時の獣医さんは、消化器系の不調というばかり・・・
アレルギーや、散歩やドッグランでの拾い食いでバイキンが体内に入る( もうやたら拾い食いなんかする年じゃありませんよね・・・)

正直、獣医さんを責める気持ちは、亡くなってからどんどん大きくなっていって、
自分はこんなに、銀を亡くしたことで苦しんで悲しんでいるのに、
その獣医さんは、きっとまるで忘れたように、今まで通り暮らして診察しているんだろうと思うと、
フェアじゃない!ととても悔しい気持ちになったり・・・

でもだからと言って、そんなことを直接言ったりはしませんけどね・・・

他にも、思いもかけないような感情や、色んな考えが頭に浮かんできて、
自分はこんなことを思う人間なのかと・・・
その内容に、自己嫌悪に陥り落ち込み、どうしようもない気持ちになったり・・・

もう間もなく年を越え、銀の一周忌も近づいているというのに、
まだ色んな感情がごちゃ混ぜで・・・

でも一つ思っているのは、
わたしがそれを口に出せば、同じく銀を亡くしたことを悔やんでいるダンナ様に、その気持ちが伝播して、
ダンナ様の気持ちも倍増して、もっともっとお互い辛くなるんだということ・・・

だから、口に出して話すのは、銀の思い出だけにして、
悔やみごとや恨み言や後悔の気持ちは口に出さないということ

そうしていくうちに、少し気持ちが落ち着いていくと・・・経験から学びました。

キャンプや車中泊に出たり、ダンナ様をはじめ友達や色んな人と一緒に、
会話したり笑ったり、食べたり飲んだりするって、元のような気持ちに戻れるひと時で、
それもとても大事だなと思いました・・・

IMG_9303.jpg

アトムままさんが、羊毛フェルトのララ銀を作ってくれました
アトムぱぱも一緒に、あーでもないこーでもないと考えてくれて、何度も作り直してくれて、
まじでそっくりに作ってくれました。

銀ちゃんが亡くなった時、遺髪をわたして作ってもらえないかとお願いしたのですが、
銀ちゃんを作った後、ひとりじゃかわいそうだからと、ララも作ってくれたのです。
まるでプロ 作ってくれたことも、そのお気持ちにも大感謝・・・

今はどこに行くのも一緒です

鹿ちゃんは2才4ヶ月・・・すっかりリッパピヨンになりました

IMG_9261.jpg

IMG_9254.jpg

とにかくますます甘ったれで、あれからいつもわたしのそばにピッタリで・・・
少し分離不安症気味になったのも、困った困ったと言いながら、でもホントは愛おしい・・

鹿ちゃんの成長ぶりや毎日のお世話も、わたしを普通の感情に引き戻す、
重要なファクターでした

鹿もわたしをたくさん助けてくれています・・・

ダンナ様や友達や鹿ちゃんにも大感謝です

色んな気持ちがあるけれど・・・
でも無理して早く、悲しみを乗り越えようとは思っていません。
乗り越えられなくてウジウジして、でも楽しいとか幸せとか思う時間もあるから、
また悲しくなって涙に暮れても、またネガティブ思考におちいっても、またそんな時間もあるからね・・

こうやって、ブログに綴ると気持ちも整理されて、自分の気持ちも落ち着きます

ブログに気持ちを書くっていいなと、今までもそう思ってたけど、やっぱりそう思います


みなさま、メリークリスマス

そしてよいお年をお迎えください・・・

















スポンサーサイト



ご報告・・銀次郎のこと⑨ 愛する銀次郎へ・・

その日・・・
お正月休みの最後の方で、主人も家にいたし、わたしも買い物などで出ることなく、
その時もリビングで、鹿と一緒にずっと銀を見守っていました。

身を横たえている銀に、鹿ちゃんは機嫌をうかがうように口元をペロペロしたり、
甘えた声で、遊んでとせがんでみたり・・・
もちろん、銀はそれに応えられるわけもなく、でも怒ったりもしなかったです・・・できなかったかな・・

わたしが、「銀ちゃん・・」と言いながら顔を寄せると、ペロッと舐めてくれて・・・
その舌の温度が冷たくて・・・

あぁ、これはもう体温がすごく下がってしまっているんだなぁ・・・
きっととても寒いだろう・・・お白湯を飲ませてあげようと、キッチンに立ったら、
その方向を追おうとしたのか、敷きっぱなしの布団から、ソファに上がろうとして上がれず・・・

慌てて抱き上げてソファに寝かせ、 ぎん・・・と呼んでみたけれど、
ソファに上がろうと、力を込めて、ボロボロになってる身体に何か無理があったのかもしれません。

その様子が、もうこれは・・・と感じたので、二階にいた主人を急いで呼んで、
鹿も一緒に、みんなで名前を呼びながら、顔や身体をなでながら
その時を迎えました。
みんな一緒に寄り添って旅立たせることができて、せめてよかった・・と思っています。

告知を受けて、たった2日だったけど、発見してくれた獣医さんが、
もしかしたら2,3日でも・・・と言って下さったので、そうやって見送ることができたと思います。
感謝しています。

それと・・・
わたし達に、こんなにかわいい銀を託して下さった中村ブリーダーさんにも、感謝しています。
いつもお聞きすれば、どんな事でもアドバイスを下さる、ありがたい師匠でもありました。
それなのに長生きさせられなくて、申し訳ない気持ちでいっぱいです。


わたしは、神様仏様が存在してるとか、そういうこと信じてはいないし、
たましい・・・とかも信じてなくて、あの世も来世も、あるとは全然思わない人間ですが・・・

でももし、銀ともう一度会えることがあるのだとしたら、それがあの世や来世だと言うなら、
今すぐにでも無条件にそれを信じ、その日を心待ちにします。


銀に会いたいです。

でも、いますぐにでも会いたいけど、それが叶わないから、
これからは、きれいな月を見れば銀と思い、夕日を見れば銀と思い、
山を見たら、空を見たら、きれいな花を見たら・・・
ぜんぶ銀と思って見ることにします。  ← 親バカ極まってますね・・

テレビを見て、ワンコや馬が出てきたら、ワンワン文句を言う子がいなくなって、寂しいです・・
ウチ一番のお寝坊さんで、寝室から一番遅く出て階段の上で立ち止まってるのを、
下から鹿ちゃんと待ってるのが毎朝のルーティンだったので、今も見上げてしまいます。
わたし達のベッドの足元で寝てたので、あれからは足元がスカスカして心もとないです。

車では、カーブになったら不安になって、わたしにギューッと体を押し付けてきてたのに、
鹿ちゃんはそんなことしないし、いちいち抱きしめることがなくなってしまいました。
散歩前になったら、銀鹿ふたりでワンワン騒いでいたのに、鹿ひとりになってだいぶ静かです・・
散歩に出ても鹿ちゃんひとりだから、歩くのもウ○チ拾いもラク過ぎて・・

鹿ちゃんとのイチャコラも、ケンカ遊びもなくなって・・ほんとに静かで・・
いつも澄ましたお顔で、ソファで優雅に寛いでいた銀の姿がない・・・

そういうこと一つ一つが、いちいち寂しいんですよね・・・
もう仕方ないとあきらめなきゃいけないんだけど・・



亡くなってしばらくして、チョークアートを描いてくださるsabu工房さんにお願いし、
急だったけど、銀次郎を描いていただきました。

2304131.jpg

まだ若いころの銀ですが、とても好きな写真をもとに描いていただきました。
明るい笑顔が、ホントにかわいいです。
今はリビングに飾っていますが、キャンプの時は持って行って、サイトに飾りたいと思っています。

もう何年も前に、まだララも生きている頃に、一緒に描いてもらったのも、大切に飾ってあります。

2304132.jpg

1,2年後かな、鹿がフルコートになったら、今度は銀鹿で描いてもらおうと思っています。
絵なら、大人になった鹿と、銀次郎を一緒に描いてもらえますもんね。


寂しい辛いと嘆くばかりで、銀に感謝の言葉を言ってないと気づきました。

最後に・・・


愛する銀ちゃんへ

もっと長くあなたと過ごしたかったです。
早く気づいてあげられなくて、ほんとうにごめんなさい。

8年間あなたと家族になれて、わたし達はとても幸せでした。
うちの息子になってくれて本当に本当にありがとう。


忘れずに書けて良かったです。


銀次郎のご報告は、これで終わります。
こんな暗い記事で、何度も同じことを言うだけのオバサンの悔みごとなのに、
それを読んでくださった方、ほんとうにありがとうございます。

拍コメやLINEなどで、暖かいお言葉をかけて下さり、お悔やみのお言葉を頂き、
ほんとうにありがたかったです。

銀が本当にいたのか、分からなくなってしまったことがあったと書きましたが、
同じような思いをされたとか、すごく分かる気がすると言って下さる方が多くいらして、
あの感覚は、自分だけじゃなかったんだと思い、安心しました。

そして、色んなメッセージを頂き、銀は愛されてたなーと感じ、とても嬉しかったです。

最初から書けばよかったですが、ララの時と同じように、
お供えお供花は、遠慮させて頂きたいと思っております。
なかなかご報告できなかったので、もう3ヶ月以上たってますし・・・
お言葉を頂くだけで、本当にありがたいです。

ブログは・・・
もう少したって、銀のことも、辛くなく話せるようになったころ、
鹿とのキャンプや車中泊、銀のこと、ララとの思い出なども入れて記事にできるようになって、
再開できればと思います。
その折はまた、どうぞよろしくお願いします。

















ご報告・・銀次郎のこと⑧ すっかりタガが外れた親バカのタワごと

銀次郎の報告も、今回でもうすでに8回目・・・

ワンコを亡くしたからと言って、あまりにもセンチメンタルすぎるとか、
こんなにクドクドと、よくいろいろ書けるもんだとか、大げさとか、
そういう風に思われる方がおられるのは、もちろん承知しています。

こうやって書きだしてみると、自分でも驚くくらいに、
言いたいこと書き残したいこと、思ったことが、ズラズラと湧いてきて、
それを書き連ねていたら、こうなっていました。

だから、どなたにも読んでいただけなくても、呆れられても仕方ない、
それでも、どうか最後まで書かせてもらいたいと思っています。

でも、だからと言って自分の気持ちは・・・
ショックはちっとも癒えないし、今も想いだしては、ため息をつく日々に変わらないのだけれど・・・
少しは整理はつき始めたのかなと思ったりします。

今回は特に、だいぶおかしくなったバカ親が、言いたい事を言っていると思って下さい。
どうぞスルーしてくださいね・・・

銀は、パピーの頃はもちろん、8才になってもとにかくかわいくて美しい子でした。
自慢のコートやミミゲーは、3才の頃がいちばんゴージャスでしたが、
少しボリュームが減ってきても、それはそれで優雅な感じになったと思っていました。

末広がりに、滝のように流れるシッポちゃんを見ながら歩くのが大好きでした。

ブレーズが広めで優しい表情で、タンマークとまん丸お目目のアイドル顔が、
ほんとに可愛くて大好きでした。

2304048.jpg

鹿ちゃんが3ヶ月過ぎて、一緒にお散歩行くようになっても、
かわいい盛りのパピー時代の鹿ちゃんといても、小学生の女の子たちから、
「わたし、こっちの子の方がいい!」と、銀ちゃんが指さされてて、何だか鹿がかわいそうなくらいでした。

鹿ちゃんはパピーの頃から、キリっとしたハンサムくんだったけど、
銀は甘いお顔のアイドル系なので、子供たちに気に入られたんだと思います。

とてもフレンドリーで、散歩のときは、ワンコにも人にも自分からあいさつに行く子で、
誰にでもかわいがられて、「この子はセラピー犬になれるよね?」と言っていました。

ニコニコ顔もかわいかったけど、わたしはちょっと済ましたお顔が好きでした・・・
目をそらさずジッと見つめる子で、何だかドキドキすることも・・ ←アホですね

歩く姿もきれいな子で、いつも顎を上げて胸を張って、シッポも必ず上がってて、
サッサッとシャキシャキ歩いてました。
大人になってからは、地べたを気にすることはほとんどなく、たまにクン活するだけで、
ズンズン前を向いて歩いていました。

ドッグランで走る時も、とてもきれいで・・・我が子ながら見惚れていました。

ララにはあまり仲良くしてもらえなかったけど、
鹿之介には、ほんとうにいいお兄ちゃんになってくれていました。
優しくて・・・鹿ちゃんをとても可愛がってくれていました。

ララが亡くなる前は、銀はどちらかと言えば、大人しい子だったけど、
ララが亡くなった後は、少し我も出てきたのか、要求するときも出てきたりして、
かえってそこもかわいかった・・・

何かして欲しいことがある時は、まん丸に目を見開いて、まっすぐこちらの目を見て、
明るい声で、ワン!ワン!と言っていました。
甘えた鼻声でねだったり、上目遣いでお願いするような感じは全くなくて、
堂々と?意思表示していました。 

こういう子って多いんですかね?
ララはわたし達には控えめな子だったし、鹿ちゃんはキュンキュン甘えた声でねだるから、
こういう子って銀次郎だけだったんです。
親バカなわたしは、王子様みたいだと思っていました。

怒ったとこ?なんか見たことないし、嫌なことされそうなときに、噛む真似?みたいなことも、子供の頃からしたことありません。
病院のチックンとかでも、ひたすら耐えて、終わったら「ヒャンヒャン・・・」とベソをかくくらい・・・

ブラッシングなども、嫌な時もあったろうけど、我慢してさせてくれていました。
ネコに近いのかな、ツンデレちゃんで・・・構われたくない時は少し離れたところで寝ていました。
お留守番もちゃんとできる子で・・・

あーでも、福岡から熊本に引っ越してきた時は、もうララがいなくて銀ひとりだったのですが、
最初の頃は、お留守番を嫌がって不安そうにワンワンしてました。直に慣れてくれたけど・・
昨年、今の家に引っ越してきたときは、銀鹿で一緒だったからでしょう、
どちらも、最初からおりこうさんにお留守番していましたが・・・

でもパピーの頃は、毛布やコード噛みちぎったり、それなりのイタズラはしてたなぁ・・・
忘れてました。

写真を撮る時も、ちゃんとステイができる子で・・・あ、ここはララが先生かな・・・
おかげでかわいい写真がいっぱいあります。

おトイレ上手で、引っ越してからもすぐにおトイレ覚えて、鹿にもちゃんと教えてくれました。
昨年から、調子悪くて下痢Pになっても、
二階の寝室にいても、一階のワンコトイレに降りてきて、ちゃんとおトイレでしていました。
おチリが汚れたと思えば、ベッドに上がることなく、わたしが拭いてあげるまで待っていました。

亡くなる日も・・・
もうその頃はみんなで、ワンコトイレがあるリビングに、夜もお布団敷き詰めて一緒に寝てて、
昼間も少し畳んで横に置いてただけで、そこの上やソファで過ごしてたけど、
それでも、自分でおトイレに行って、チッコもウ○チもしていました。

間に合わないこともあるかなと、マナーベルトしてたけど、ほとんど必要なかった・・・

内臓にも出血があったのでしょう、最後はもう、タール便しか出なかったけれど、
それでも自分でトイレシートまで行っていました。
もういいのに・・・身体辛いだろうから、もういいのに・・・見てて切なくなりました。

ほんとにいい子だった・・偉い子でした。

こんなにかわいくていい子が、ウチなんかにきてくれて、
わたし達にはもったいないから・・・もったいなさすぎるから、
早く逝ってしまったのかと、イジケ根性でひねくれたことも考えました。
病気になってしまったからなんだと、頭では分かっているんだけど・・・

初めてワンコのララは、6ヶ月で迎えて、女の子だったせいかその頃からしっかり者で、
そこそこオトナな感じで、わたしにとっては年の離れた妹・・と言う感覚でいましたが、
銀は3ヶ月で迎えて、パピーの頃の銀はお腹壊したり、何かあれば不安そうにしたり・・・
車酔いもしていたし、わたしがちゃんと育てなきゃって頑張らなきゃって思って、
人間の子供がいないわたしを、初めてお母さん気分にさせてくれました。

ワンコだから、先に亡くなってしまうのは分かっていましたが、
息子のような気持ちで、ずっとずっと愛してきました。
人間の子供なら、溺愛しすぎたり甘やかせすぎたりしては、いろいろ問題なのでしょうが、
独り立ちしなくていい、ワンコの息子だし・・・

考えてみると、わたしが銀ちゃん依存症だったと思います。


今までもそうだけど、今後の色んな楽しい計画も、ぜんぶ銀鹿と一緒にいることが前提だったので、
今となっては切ない限りです。

わたしにとって、ほんとにかわいくて大事な大事な銀でした。


ほんと、タガ外れちゃって・・・
同じことを、何回も何回も言っているな・・・
困ったオバサンです。














ご報告・・銀次郎のこと⑦ 銀を拾いに行く旅・・

銀を亡くしてひと月たった2月の最初の頃・・・

まだまだ悲しみは癒えるはずもなく、でも月日は過ぎていって・・・

亡くなって少したった頃から、なぜか・・・
銀はほんとにいたのだろうかと言うような、ほんとに8年一緒にいたのだろうかと言うような、
奇妙な気がしていました。

もちろんいたのは分かっているのですが、極端に言うと、夢だったのではないかと言うような、
ホントに変な感情でした。
どうしてだろう・・どうしてだろうと、すごく不思議でした。

だからなのか、銀と最後に行った車中泊の旅先に、銀を置いてきてしまったような、
忘れ物をしてしまったような、何だかそんな変な気持ちがしていて・・

まさかその一週間後に、銀を亡くしてしまうなんて、その時思いもしていなかったので、
なんと言うか、どう表現したらいいのか分からないけど・・・
あそこにまだ銀次郎がいるんじゃないかというような、おかしな気持ちになったと言うか・・・

オバサンにしては、センチメンタルすぎる言い様だと言われるでしょうが、
ほんとにそう思いました。
銀は実際いたのだろうかと言う思いで混乱して、ちょっとおかしくなったかな・・
ほんと、年の取りがいのないオバサンだと自覚しています。

あきらめられなくて、主人に、銀次郎を拾いに行こうと言ったら理解してくれて、
祝日を絡ませて3,4日の休暇を取ってもらい、車中泊に出ました。


何度も辿った、鹿児島方面への道のりですが、
なるべく今まで立ち寄ったような所に、なるべく立ち寄るようにして、
その時のことを思い出しながら、ふたりで話しながら、鹿に話してあげながら・・・

銀とはもう何回も、キャンプや車中泊に出ていますが、
0才の銀と、初の連泊キャンプに行ったのも鹿児島で、その頃よく行っていた
「開聞山麓公園キャンプ場」に、立ち寄ってみました。

その頃はもちろん、ララも一緒でまだ前のキャンカーでした・・・
その時、銀が・・・
わたし達が設営している間、なぜか銀は、サイトの前にオスワリして、
正面に見えている開聞岳を、ジーッと長い間眺めていました。

微動だにしないので、何か怖がっているのかと様子を見ても、震えるわけでもなく、
他の人やワンコを目で追うわけでもなく・・・
ただひたすら、目の前にそびえる開聞岳を見つめていました。

とても不思議だったけど・・・
その背中は、まだ小さく幼くてかわいくて・・・その姿も目に焼き付いています。

そのサイトに行って、銀が見つめたアングルで、開聞岳を見たかったのです。
ずっと雨が降り続いて、ようやくの雨上がり、曇天ではありましたが・・・

2304041.jpg

銀は何を思って見つめていたんだろう・・・そう思って見たけれど・・・分からなかった・・・
でも、その時のこと、ララ銀のこと、いろいろたくさん思い出しました。

この時、今は大事なお友達になったアトム家のみんなと、ここで初めて会ったのです。
アトムくんも、まだまだ元気でした・・・

ブログを見てくれていたアトムままが、「あなたが銀ちゃんですか・・」と言いながら、
ニコニコして銀を撫でてくれたことも・・・

その後は指宿に移動して、最後にキャンプしたいつものキャンプ場にも行きました。

銀の写真を持ち、4にん一緒に写真を撮ったり・・・

2304047.jpg

いつも散歩した海辺を歩いたり・・・

考えてみたら、これからいつでも撮れると思うからか、
わたし達と銀鹿とみんな一緒に撮った写真って、この時はホントに数少なくて・・・

特に銀がなんか具合悪くなってから、あまり写真を撮ることも少なくなってて・・・
なんと言うか、しっかり治ってからいっぱい撮ろうと言うような気持ちでしたから。

後で写真を見て、いろいろ思い出すってよくあるけど、写真自体をあまり撮ってないので、
最後のキャンプの時のことを、あまり過去にならないうちに行って、しっかり思い出しておこうと言うような、そんな思いもあったのかもしれません。

ここにもほんとによく行った・・・銀ともたくさんの思い出がある所です。

一晩泊って、最後の車中泊の時と同じく、桜島フェリーに乗って、
桜島の有村溶岩展望所に寄りました。

年末年始の時は、アトムぱぱままが一緒だったので、銀鹿を抱っこしてもらって撮ったり、
わたし達が抱っこして撮ってもらったりしました。

この一週間後に、銀を亡くすとは・・思いもしてなかった・・・

2304044.jpg

今回は自分たちだけで、銀もいないから、わたしと鹿だけ撮りました。

2304045.jpg

桜島を見たら、銀みたいな気がしてきた・・・ もうほんとに病気です・・・

最後に車中泊した道の駅などに寄って、最後にお散歩したところをまたお散歩して・・・
そうやって帰ってきました。

結論から言うと、こうやって後をたどってみたからと言って、何か癒えるわけではありませんでした。

ただ、銀と言う忘れ物を拾いに行ったのではなく、
銀との思い出を拾う・・と言うか、
銀と一緒に来たところを訪れて、記憶の中の銀に会いに行ったんだと思いました。

わずか8年でしたが、銀と一緒に、色んな所に出掛けました。
キャンプも多いので、同じ場所もたくさんありますが、これからもその一つ一つを訪ねて、
銀に、たくさん会いに行きたいです。















ご報告・・銀次郎のこと⑥ 残された鹿ちゃん・・

銀次郎を急に亡くして、わたし達はすごい喪失感や寂しさに耐えかねていますが、
一番かわいそうなのは、鹿之介なんだと思います。

鹿ちゃんをお迎えしたのは、まだ2ヶ月半の頃・・・
会ってすぐ抱っこしたときは、少し震えていた鹿でしたが、すぐ慣れて大人しく抱っこされたまま、
家まで帰ってきました。

でもきっと不安だったに違いないですよね・・・

家に入って銀を見つけた途端、「わ、お兄ちゃんいる!」って感じで、鹿ちゃんは大喜びでした。
明らかに、わたし達と会った時とは違い、嬉しそうに飛び跳ねていて、
わたし達のことなど、眼中にないようでした。

そりゃそうですよねぇ・・
パパママ、兄弟姉妹、他にも生まれた時から身近にいたパピヨンちゃん達と、
一緒に暮らしていた場所から、いきなり引き離されて・・・
知らないオジサンオバサンに抱っこされて、初めての車で初めての家に連れてこられ・・・

そこに同じワンコ族の先輩がいて、ホッとしたろうし嬉しかったに違いない・・・

最初こそは、少し戸惑った態度の銀も、とにかく懐いてくる鹿を、
すぐに受け入れ、優しく遊んでやり、たまにはお兄ちゃん風を吹かせたりして、
たったふたりだけど、家の中でワンコ社会を築いてくれました。

ララは、銀を迎えた時、すごい剣幕で怒って・・銀も怖がってキャンキャン泣いたりして・・
最後まで姉弟って感じじゃなくて、あんまり干渉しあわない同居犬・・って感じだったけど、
銀鹿は、ほんとうに兄弟のように仲良く暮らしていました。

2111084.jpg

2111054.jpg

鹿もとにかく、銀のあとを追って慕ってる感じで、
銀も7才だから、遊びも面倒なこともあったろうに、ちゃんと相手をしてケンカごっこしたり・・・
ペロペロ舐めてお手入れみたいなことをしてあげたり・・・

それはもうほんとに、仲睦まじくて・・・そう言う姿に憧れて、多頭にしたいと思っていたので、
夢がかなってすごく嬉しくて、幸せな時間でした。

2211023.jpg

今思えば、体調が悪くなってきて、遊んであげるのはだんだん少なくなってきてたけど、
ペロペロイチャイチャは、亡くなってしまうほんの数日前まであって・・・
体もしんどかったろうに・・・


鹿は、銀が亡くなった時も、わたし達と一緒にそばで見守っていたけれど、
銀が亡くなったと認識できているのか・・・
家の中を探して回るような行動はしませんでした。

でもなぜか、キャンカーに乗ると・・・銀がよくいた場所を、確認している感じで、
何回ものぞき込むようなしぐさを見せました。

家にはいないけど、キャンカーには居るのかと思うのか・・・
そこの気持ちはよく分からないけど・・・

銀が亡くなってしまった後、とにかく甘えん坊が助長したと言うか、
不安からなのか、銀の存在がなくなったからなのか、わたしへの依存が今まで以上に強くなりました。

亡くなってさいしょは、主人だけでは散歩も行かなかったです。
前は気付かなかったのですが、銀がいたから、わたしがいなくても散歩に行ったんだと気づきました。

リビングで寝ている時も、銀のそばで寝ていたけれど、わたしの横にピットリになってしまいました。
二階に上がれば必ずついてきて、お風呂に行けば・・勝手口から外に出れば・・
と、ホントにストーカーになってしまって・・

銀鹿でお留守番してもらう時は、「ハウス!」で、銀がササっと自分のゲージに入り、
それを見て鹿も、すぐ自分のゲージに入っていたのですが、
今は、留守番してもらおうと「ハウス!」と言っても、ごねてなかなか入りません。

すぐに「出して出して!」とギャンギャン言ったり、
帰ってすぐに、玄関にわたしの気配がしただけで、キュンキュン泣くようになりました。

今は、少しは慣れてきたようにも思いますが、とにかく依存がすごくて・・・
鹿之介にとって、銀次郎って、兄であり一番大事な家族であり、大事な遊び友達であり、
家の中でワンコ族の仲間として、唯一無二の存在だったんだと改めて思っています。

銀はほんとに優しく受け入れてくれたから・・・

そう思うと、ほんとうに鹿ちゃんが可哀そうです。

お散歩やお出かけで、他のワンコに会った時も・・
銀がいるときは、散歩中、他のワンコに会うと、鹿は警戒して騒ぎ出しますが、
銀は人にもワンコにもフレンドリーにご挨拶するので、その後ろに隠れながらも、
怖いけど、少しご挨拶しようかな・・どうしようかな・・と言う感じしたので、
そのうち慣れてくれるかなーなんて、のんびり構えていましたが、
ひとりになった今は、警戒してワウワウキャンキャン言うだけです。
そこは、わたしがどんなにご挨拶して、ニコニコお話してもダメなんですよね・・・

銀を亡くして、それはもう悲しくて辛くて、この前まで一緒に散歩した道を歩くなんて、
歩きながら泣けて泣けて、行くのがホントに嫌だと思ったけれど、
鹿に、「お散歩すら連れて行ってもらえない、パパママはいつも暗い顔して・・」
って、これ以上悲しい気持ちにさせられないしと、そこはそう思っていました。

鹿之介を迎えたのは・・・
銀に弟分をそろそろ考えてみようかなと、銀のブリーダーさんに言ってたものの、
ウチが都合がいい時期に、希望の色や性別のパピーちゃんがピッタリ生まれてくれるわけじゃないですよね・・・
じゃぁ、もう少し待とうかなと話してたら・・・

そしたら、わたしの理想を聞いてくれて、お知り合いブリーダーさん犬舎で生まれた子を、
この子だったらご希望通りじゃないですか?と、見つけてくれた子で・・・

見せてもらったら本当にその通りで、とてもかわいい幼いころの写真を見て、
この子をぜひ迎えたい、この子を銀の弟に・・と思い定めて、
両方のブリーダーさんに、いろいろお願いして、やっと迎えた子です。

寂しがらせたり、不安な気持ちにさせたり、お世話を疎かにして、体調などに影響を与えるようなわけにはいかないですよね・・・
ブリーダーさんにも申し訳ないし、もちろん自分も、そんなことは本意ではないし・・・

いまのところ、体調を崩すようなことはないけれど、トリマーさんからの指摘で、
退屈からか気持ちのせいなのか、前アンヨを舐めてすぎているようです。
銀が亡くなる前は、そう言うことは無かったとおっしゃり・・・
今はまだ、獣医さんに見せるほどじゃないけれど、気を付けてあげて下さいと言われています。

気付いたらおもちゃで遊んであげて、気を逸らしていますが、なかなか改善はしないので、
寝ている時とかにも舐めているのかもしれません。

今はなるべくたくさん遊んであげているつもりですが、
そりゃもう、どんなに遊んであげても・・銀ちゃんの代わりにはなりませんよね・・

今は、まだ全然考えられないことですが、例えば鹿ちゃんに弟妹ちゃんを迎えたとしても、
それで解決できるかは、分からないと思っています。
まだ若いので、そのうち克服してくれるんでしょうが・・・

でもやっぱり、鹿にとって、優しい銀兄ちゃんの代わりはいないんだろうなーと・・・

そう思うと・・・
やはり・・返す返すも銀を亡くしたことが、無念でなりません・・・

まだ鹿は1才半・・・男の子という事もあるのか、まだまだ子供で甘ったれです。
鹿之介も銀と同じく、わたし達にとって、とても大事な息子であることに変わりありませんし、
少しでも早く、その寂しさを忘れられるようにしようと思っています。

鹿は自分も寂しかったろうに、わたし達を元気づけてくれました。
鹿ちゃん、ありがとう・・・これからも元気でいてね・・・